vba 列の幅や行の高さを設定する
Last updated on 8月 1, 2022
このチュートリアルでは、VBAを使用して行の高さと列の幅を設定する方法を説明します。
Excelの行の高さと列の幅は、VBAで.RowHeightと.ColumnWidthプロパティを設定することにより変更することができます。
VBAで列の幅を設定する
A列からE列の列の幅を設定するマクロです。
Sub Column_Width()
Columns("A:E").ColumnWidth = 30
End Sub
VBAで行の高さを設定する
1行目の行の高さを設定するマクロです。
Sub RowHeight()
Rows("1:1").RowHeight = 30
End Sub
列の幅の自動調整
Excelには、列の幅を「自動調整(autofit)」する機能があります。この機能は、その列にあるすべてのテキストが収まるように列の幅を調整します。
VBAで列幅の自動調整を行うには。
Columns("A:B").Autofit
これについては、別の記事「VBAから列の幅を自動調整する方法」で、使用するすべての列を調整する方法など、詳しく書いています。
行の高さの自動調整
同様の方法で、行の高さを自動調整することもできます。
Rows("1:2").Autofit
セルの幅を設定する
セルを参照して、列の幅を調整することもできます。
Range("a1").EntireColumn.ColumnWidth = 20
セルの高さを設定する
または、セルを参照して行の高さを調整します。
Range("a1").EntireRow.RowHeight = 10
列の幅を取得する
列の幅を取得します。
Dim iColumnWidth As Long
iColumnWidth = Columns("a").ColumnWidth
注意:範囲内のすべての列の幅が同じでない場合、これはNullを返します。
行の高さを取得する
同様に、行の高さも取得することができます。
Dim iRowHeight As Long
iRowHeight = Rows("1").RowHeight